子どもにおススメの児童英語番組“Blue’s Clues”

当ブログはおうちで子どもたちがパパ、ママと一緒に過ごす時間の中で少しでも英語に触れ合える空間を作れるお手伝いができればという思いから始めました。15年以上英語教育に携わっている私がお子様におススメする英語の絵本やＤＶＤ，ＣＤやゲームなどを紹介していきます。子どもたちにとって大好きなパパ、ママと一緒に英語に触れられたら楽しさは倍増するでしょう！たくさんの方が楽しくおうちで英語じかんを過ごせますように！

“Blue’s Clues”は1996年から2006年までアメリカの子ども向け番組として放送していました。この番組の魅力の１つはやはりお兄さん！初代のSteve (Steve Burns)と2代目のJoe (Donovan Patton)がいます。この二人は兄弟という設定です。どちらもとても素敵ですが、やはり私は最初にずっと観ていた初代のお兄さんSteveのファンでした！子どもが惹かれる（私もですが！）話し方や雰囲気で物語の内容にスッと引き込まれる感じがしました。

番組の内容は、およそ1本30分で、始まりのオープニングの歌が終わるとお兄さんがお家のドアを開けてくれて視聴者に“Hi, there!”と話しかけます。この番組は終始、視聴者に話しかけながら物語が進んでいきます。そして、毎回話しかけた後、視聴者が答えられるように数秒間、間があきその後“Right!”などと返事をしてくれます。これだけでこちら側は嬉しくなってしまいます。こういった視聴者とやり取りをする番組を当時私は日本であまり観たことがなかったので（ただ単に私が知らなかっただけかもしれませんが）、それだけではまってしまいました。しかし、この番組の魅力はまだまだあります。ワンちゃんのBlueはお話が出来ずワンワンと吠えてお兄さんとコミュニケーションをとります。しかし毎回お兄さんに伝えたい物事を3つのヒント（タイトルのClueはこのヒントと同じ意味です。）で伝え、それをお兄さんと視聴者が考えていくのです。ヒントは１つずつ時間差で教えてくれてBlueはお話が出来ないのでヒントになる物に自分の足跡をつけます。お兄さんと視聴者はその３つに関連しているものは何か考えていくのです。何だか探偵さんになった気分になりますよね。

何といっても登場するキャラクターがみんなとってもかわいい！Bule（青色のワンちゃんなので初め男の子だと思ったのですが、女の子のワンちゃんなんです）の他、Mr. Salt（塩）やMrs. Pepper（胡椒）、Mailbox（郵便受け）、Side table（サイドテーブル）などかわいいキャラクターばかり。観ているだけでとっても癒されます。

子どもたちは音楽が大好きですよね！“Blue’s Clues”では30分のストーリーの中でたくさんの音楽が流れてきます。“Blue’s Clues”のゲームを始める時、Mailboxがお手紙を渡す時、またエンディングの歌など毎回、同じ歌をリズミカルに歌っていくので自然と覚えてしまいます。

やはり、この番組のコンセプトでもある「子どもの発達」と「早期幼児教育」と言ったようにShape（形）やColor（色）, Animal（動物） やAlphabet letters（文字）など、この番組を通して子どもたちが学べることがたくさんあることです。飽きずにしかも終始ワクワクしながら物語が進んでいくので子どもたちも自然に英語が身についていくと思います。“Blue’s Clues”はアメリカで「最も成功し絶賛された幼児教育番組の一つ」と称され、2002年までに数々の賞を獲得しました。

今回この“Blue’s Clues”の魅力をお伝えしようと、調べたところ2019年11月11日よりこの番組に新しいシリーズが始まっていることを知りました！それは、“Blue’s Clues & You!”というタイトルで、新しいお兄さんJosh（SteveとJoeの従弟という設定）と視聴者と一緒にBlueのヒント（clue）をもとに何をBlueが伝えたいのかを考えていく前回と同様な内容です。しかし、ただ単に内容が一緒ということではなく、何と初代お兄さんSteveと2代目お兄さんJoeが一緒にこの番組に出ているのです！！！また、あのお兄さんを観られるのかー！！！ということに大興奮でした！！Steveは探偵さん、Joeはお店屋さんになって登場しています。また、新しいお兄さんの歌声がとても素敵です。You tube登録もできるみたいなのでぜひご覧になってください！

いかがでしたか？“Blue’s Clues”は本当に魅力あふれる幼児教育の番組だと思います。大人の私もその魅力にハマってしまいました。１人でも多くの方がお子さんと一緒におうちで英語じかんを楽しんでいただけたら嬉しいです！